こんにちは、Shioriです。
知育おもちゃや知育ドリルなど、幼児教育の大切さが注目されていますが、新しくおもちゃを買ったり、準備するのは大変ではありませんか?そこで注目したいのが「台所育児」です!
「生きることは食べること」と言われているくらい生に直結する食。どこに行っても何をしていても必要なものですね。そこには様々な成長の機会が隠れているのです。
美味しい料理が出来上がって得られる「成功体験」、家族に食べてもらい喜んでもらう「自己肯定感」、怪我をしないように「集中力」、道具を使い指先を使う「巧緻性の向上」など。改めて考えただけでもこんなにも良い効果が得られるのです。
そんな台所育児をステップ別に紹介します!
- ステップ①「一緒に買い物をする」
- ステップ②「調理しているところを見せる」
- ステップ③「簡単な下処理」
- ステップ④「調理器具を使う」
- ステップ⑤「料理を最後まで完成させる」
- 台所育児のポイント
- まとめ
ステップ①「一緒に買い物をする」
え?そんなことで?遠思いになるかもしれませんが大事なことです。
ただ買い物をするのではなく、声掛けをしながら行うとより効果的でしょう!
日本には四季があり、旬の野菜があります。それらを会話の中に織り交ぜながら買い物をしてみましょう!夏の今なら「夏野菜のトマトがたくさん取れる様になったから安くなっているね、トマトをたくさん使った料理にしようか」「ゴーヤが出始めたね」「鯵や鮎が取れ始めたね」などの声かけができますね。また、これから料理をするものを一緒に買うことで「自分でやった」という自主性を持つことができます。
ステップ②「調理しているところを見せる」
すぐに料理を開始してもいいのですが、一度料理をしているところを見ることで手順や方法を把握しやすく、興味を持ちやすくなります。「やってみたい」「自分でもできるかな」そういう気持ちを育むことができます。
ステップ③「簡単な下処理」
- ちぎる
- 割く
- ヘタをとる
- 殻を剥く
まずはここら辺からやってもらいましょう!これも立派な台所育児!
サラダのためのレタスをちぎり、プチトマトのヘタをとり、コーンをスプーンを使ってトッピングすればサラダの出来上がり!調理器具を使わないので危なげなく見守ることができます。そして家族分も作ってもらいましょう。「すごい!助かった!美味しそうだからみんなの分も作ってもらおうかな?」など、自尊心を高めるような言葉かけができるとより良いですね。
ステップ④「調理器具を使う」
- 卵を割る
- 包丁を使う
- 混ぜる
細かく手先をつかえるようになってきたら、今度は食材のカットなどに挑戦してみましょう。
最近はキッズ包丁が売っています。にんじんやじゃがいも、きゅうりなどがいいですね。硬い野菜はレンジで柔らかく火を通してからだと力の弱い子供でもやりやすくなります。
包丁を使う時のお約束を必ず確認してから!猫のて、体をまっすぐ、よく見る、この3つは必ず守る様にしてください。
調理器具は包丁だけでなく、エッグスライサーやみじん切りチョッパー、ピーラーなどがおすすめです。
ステップ⑤「料理を最後まで完成させる」
- 焼く、煮るなど火を使う
- 電子レンジを使う
- 盛り付けをする
ステップ④までスムーズにできる様になり、お約束を守れるようになったらいよいよ料理を最後までやってみましょう!お米を研いでご飯を炊きおにぎりを作ったり、卵を割って焼いて目玉焼き、スクランブルエッグ、もう少し火を使うことに慣れてきたらカレーなんかも作れそうですね!
最近のレシピは簡単にしてくれているものも多く、レンジ調理だけで完成するものも多くあります。火を使うのがまだ怖ければ、電子レンジを活用してもいいと思います。
台所育児のポイント
とにかく否定しない!これが大事です。初めからうまくいくことはないし、ヒヤヒヤする場面を出てくるかもしれません。自分の思うやり方とは違うかもしれません。それでも危険がない限り「見守り役」に徹してください。汚れてもいいようにエプロンを用意したり、溢しずらいように大きめの器を用意したり、ビニール袋を活用してみたり、心の余裕を持てるように準備するといいでしょう。
また、怪我の危険もあるので子どもの集中力が切れてきたらすぐにおしまいにしましょう。せっかく楽しい経験も怪我をしてしまっては悲しい思い出になってしまうかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?改めると難しく考えてしまうかもしれませんが、親子で楽しむことが一番!ポイントだけ抑えていれば、なんでもいいんです!コミュニケーションをたくさんとって素敵な親子時間を過ごせるといいですね。
実際にやってみたメニューは次回のブログにて紹介します。
では、また。