こんにちは、Shioriです。
うちの娘はプリキュアですら戦いのシーンを怖がるタイプです。今期のわんだふるぷりきゅあは戦わないので安心して見ているようですが、前回のスカイプリキュアは「怖い」といって見れないシーンもありました。
子ども向けの映画でも少しでも悪者が出てくると途端に目を背けてそれどころではなくなってしまいます。ピクサー映画の「カールじいさんの空飛ぶ家」もおじいさんが杖で人を叩いてしまうシーンが怖くて続きが見れなくなりました。もっと赤ちゃんの頃はアンパンマンも戦いのシーンが怖くて見られなかったです。それくらい怖がりの子です。
なので悪者が出てこない、かつ大人も楽しめる映画を探していました!
そして見つけたのがこちら!
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」
- 2012年4月14日公開
- 上映時間111分
- 劇場映画シリーズ第20作目
我が家は金曜日や土曜日など、次の日に予定がない休日だった場合、映画パーティーをして家族の時間を楽しんでいます。
その中で選んだ映画で見て見たらこれがしっかり面白い!
そして怖がりの娘でも最後まで「怖い」と言わずに見られたんです!
あらすじ
「オラ、妹なんかいらない!ひまわりなんかいらないゾ!」と、ある日おやつのプリンのことで喧嘩したしんのすけとひまわり。そこへ、突然「ひまわり姫をお預かりします」という謎の男二人が現れた。ほいほい喜んで渡された紙にサインをしてしまう、しんのすけ。次の瞬間、上空に現れたUFOに野原一家は吸い込まれてしまった!到着したのは「ひまわり星」という見知らぬ星。そこでひまわりがお姫様にならなければ、地球が消滅するという。しかし、お姫様になれば、家族と一生離れ離れで過ごさなければならず…。
Shioriレビュー
星★★★★⭐︎
以降ネタバレ注意です!
レビューサイトなどでは中々評価されていない作品のようですが、私的には良かった!
まず、つい「妹なんていらない!」といってしまった事情もわかる。「お兄ちゃんなんだからおやつあげなさい」だの「ひまわりはまだ赤ちゃんなんだから仕方ないでしょ」とか言われたら「んもぉぉぉぉぉう!」ってなる気持ちもわかる。そんな時にタイミングよく「ひまわりをもらいたい」なんて言われたら「いいよ!」ってなっちゃうよね。
しかし、しんちゃんも事の重大さを自覚し、どうにかしてひまわりを返してもらえないか画策するんです。ひまわりの物語かと思いきや、しんちゃんの兄としての成長の物語。
このひまわり星の人たちが一応の悪役ではあるんですが、特に戦いをするわけではなく、悪意もないので終始平和な映画です。
しかしまぁ、野原一家にとっては最愛の娘を拉致されたのだからたまったもんじゃないんですけどね。「家族のため」「地球やひまわり星のみんなのため」というそれぞれの正義が対立した構造になってます。
お気に入りシーンは中盤あたりで家族が恋しくなって泣いているひまわりにしんちゃんがプリンを届けようとしているところ。「ひまわりはプリンが好きだからこれを食べさせれば泣き止むはず」と、普段ひまわりのことをよく見ているんだなと胸が熱くなりました。
何よりもこの映画の最後のシーン!詳しくは内緒にしておきますが、ひまわりに注目です!
娘と二人で顔を見合わせてしまうほどのシーンでした。
あ、あと大人的には過去作のヒロインたちが一瞬だけどバババーッと出てくるシーンなんかも盛り上がりました!
みなさんのお子さんは苦手なシーンはありますか?
調べると結構怖がりの子の話を耳にするので、そんな子のためにも今後も良さそうな作品を見つけたら紹介していきたいと思います!
では、また。